看護師は転職する人が多く、その際には退職というイベントは避けられません。
珍しいことではないとはいえ、去られる側としてはそのまま戦力減に繋がってしまうため、看護師はどうしても引き止められることが多くなります。
中堅以上のベテランや、若手でも有能な方であればなおさらです。
どのような事情があっても円満退職がベストなのは間違いなく、退職する場合にはコツというものがあります。
もちろん、そのための事前の準備が必要で、まずは引き止めにくい退職理由を用意することです。
よりスキルアップしたい、さらなる経験を積みたいといった前向きな理由や、結婚したり両親の面倒をみたりしなければならないといった家庭の事情がいいでしょう。
加えて、離れる職場とはいえ、職場の事情も考える必要があります。
退職するにはそれに至った理由がある分思うところはあるかもしれませんが、人に不利益をもたらすような振る舞いは社会人として好ましくありません。
職場があまり忙しくない時期に退職時期を合わせるべきで、常に忙しい環境に置かれている場合には、その期間は転職の準備期間にするといった対応を取りましょう。
法律上は2週間前とされていますが、できれば退職までに1ヶ月以上は置いた方がいいです。
補充人員や引き継ぎなどもあるため、忙しい職場であれば特にこのような気遣いは円満退職となるきっかけとなります。
余計なトラブルを避けるためにも、入念な準備をしたうえで退職を切り出しましょう。
退職に関しては『看護師が転職に迷ったら』というサイトも参考になるので、まずは一読してみることがおすすめです。